マニラから南に50キロほど南下したところにOgura Clutch Philippines,Inc.様の工場はあります。Ogura Clutch Philippines,Inc.様は日本に拠点を置く世界的クラッチやブレーキの製造企業です。クラッチやブレーキはモーションコントロールの要(かなめ)。「動力があるところにクラッチ・ブレーキあり」です。だから自動車を始め、産業用ロボット、プリンター、芝刈り機など、あらゆる産業分野において不可欠な装置です。例えばクルマだけをみても、速度ギア交換機だけでなく、カーエアコンのコンプレッサーなどにも欠かせません。姿こそ見せませんがクラッチやブレーキはなくてはならない装置なのです。
そんな装置を製造する小倉クラッチ株式会社(Ogura Clutch, Co.,Ltd様)は世界に6カ国8拠点の生産体制を確立しています。製造拠点の中心は日本の桐生市ですが、フィリピン工場は小倉クラッチ株式会社様にとっても欠かせない主力工場のひとつです。
2024年7月、Ogura Clutch Philippines,Inc.様から、「ホッパー下が詰まり、生産が止まってしまったので至急、水管洗浄をして欲しい」との連絡がありました。緊急出動です。フィリピン工場は小倉クラッチ株式会社にとっても主力工場なので、工場が稼働しないのは大変なこと。2台の射出成型機のうちの1台が停まったのですから一大事です。エネブルームではすぐにエンジニアが洗浄機を持って駆けつけました。そして洗浄サービスを実行しました。その結果、水管の詰まりはなくなり、無事に生産を再開することができました。とても喜ばれたのは言うまでもありません。
今回は成型部品の製造が数日の操業停止ですみましたが、もっと早く連絡を頂いていたらもっと早く操業が開始できたことでしょう。『水管詰まりはエネブルーム』と覚えておいて下さい。そして即座にご相談下さい。
最近はこのように水管詰まりでお困りに際に、エネブルーム指名でご連絡をいただけることが増えました。少しでもお客様のお役に立てるようになったのかなと、喜びを感じているところです。エネブルームはこの喜びをフィリピンに留まらずに、全世界から感じることが目標です。脱薬剤を掲げて、SDGsの観点から全世界の環境問題に取り組んで行く所存です。今後の発展にご期待下さい。
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